ドイツ建築視察 2012
2014.03.13
第2回 視察旅行 ドイツ編 2012.10.14~10.20 山田 徹
■ 訪問先
- ミュンヘン
- フライブルグ
- シュツットガルト
ミュンヘンでは世界的にも先端を行く研究を行っているフラオンホーファー建築物理研究所を訪ね、ドイツの建築断熱手法について講演を受け、実験施設を見学した。
ドイツでは熱を逃がさないため、10~20 センチの外断熱を行っているという。
フライブルグでは、これも世界的に著名な太陽エネルギー研究を行っているフラオンホーファー太陽エネルギー研究所を訪ね、ドイツの太陽エネルギー利用の実態について説明を受け、持続可能な住宅団地・エコタウンとして著名なヴォーバン団地(Vau Ban)並びにシュリアベルク・ソーラー団地(Solarsiedlung am Schlierberg)を見学した。
ヴォーバン団地は1994年より計画が進められ、世界でも先端をゆくエコタウン団地である。シュリアベルク・ソーラー団地では一戸建て住宅が生み出したエネルギーが、消費エネルギーを上回るという。
シュツットガルトでは、ヴァイセンホーフ住宅博物館(Die Weissenhofsiegling) を訪問し、1927 年に建設された近代建築の住宅団地を見学した。
ミース・ファン・デル・ロ ーエ、ル・コルビュジェ、ブルーノ・タウト、ヴァルター・グロ ピウスという著名な建築家たちがこの団地の設計に携わった。現在でも、そのデザインは古く感じない。
・ フラオンホーファー建築物理研究所について
・ フラオンホーファー太陽エネルギー研究所について
・ ヴォーバン団地について
・ シュリアベルク・ソーラー団地について
・ ヴァイセンホーフ住宅博物館について