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新和ここの実ほいく園

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設計データ

御発注者:社会福祉法人 鈴の音福祉
業務種別: 設計・監理
構造:
階数:地上2階建
面積(m2):1,025.46㎡
開発面積:1,941.84㎡
竣工年月:2021年 03月
主要用途:保育所
補強種別:
定員:90名(0歳児 6名、1歳児 12名、2~5歳児 各18名)

計画地は交通量の多い県道から1本入った住宅街の一角に位置しており、北側には分譲マンション、南側には田んぼが広がる。

前面道路は車がすれ違うのも困難なほどに狭く、送迎時の混雑が予想されたため、敷地内に十分な駐車台数を確保し、東西に長い敷地形状を生かしながら広く南面する平面計画とした。

建物の南側には低年齢用の園庭を、東側にはメインの園庭を設け、保育室は2つの園庭に面してL形に配置した。園庭に沿って玄関先まで深い軒をつくり雨雪を遮るとともに、冬には日差しを取り込み、夏には日差しを遮り室内に涼しい影を落とす計画とした。

隣地のマンションへの配慮により、窓を極力少なくした北側壁面には、「旅先で買ったお土産を飾る場所が欲しい」という園長先生の一言をきっかけに、大小さまざまニッチを設けることとした。エントランスホールから続く階段を見上げると、カラフルなニッチと丸い照明が訪れた人の目を楽しませる。

大きな吹き抜けのある階段を上ると、絵本コーナーと一体的に使用できる遊戯室が広がる。各保育室は廊下に向かって大きく開けるつくりとし、冬季の中遊びにも十分な広さを確保した。

階段下のトンネルや絵本コーナーのヌック、数字を覚える階段など、子どもの目線に立ったスケールで様々な遊びの仕掛けをつくった。子どもたちの感受性を育む楽しい保育園となることを期待している。

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